大阪工場
大阪工場では主に、飲料・スパイス・デザートソースの製造を行っています。
いずれの工場においても、改正食品衛生法が施行される前からHACCPの7原則12手順に基づいたリスク管理手法を実践しており、お客様に安全・安心をお届けできる生産体制を整えています。
それぞれに全く専門性の異なる製品ではありますが、各製造ラインの特長をご紹介します。
デザートソースライン
2021年9月に新設されたデザートソースを製造しているラインです。
このラインの大きな特長は、真空濃縮が可能な調合タンクを使用している点です。このタンク一つで、カット、混合、加熱、冷却、濃縮まで出来ます。また簡易的な乳化も出来ますので製品開発の幅も広がります。
殺菌器はチューブ式殺菌器を採用し、中身を十分に殺菌してから充填しています。チューブ式殺菌器では、プレート殺菌器において困難な8mm程度の果肉を含む製品の殺菌が可能です。
充填室はクラス10000のクリーンルームとなっており、約40本/分の充填が可能です。
また、エアリンサー、イオナイザー(静電除去)、充填温度管理、リーク検査(シール不良)、金属検知、内容量確認までをインターロック管理し、包装から箱詰めまで全ての工程を自動化することで、ヒューマンエラーを防止するとともに作業効率の向上につなげる事ができました。
スパイスライン
スパイスラインの特長としては、250㎏~600㎏相当の配合や100㎏程度の配合も可能であり、大ロットから小ロットまでご要望に応じたブレンドに対応できます。
飲料ライン
飲料ラインにおいても小ロット生産が可能です。長年の抽出技術を生かした珈琲飲料・紅茶飲料を得意としています。