2023/02/06
コラム
春は日本人にとって特別な季節ですよね。
入学式や新生活といった、何かと新しいことに挑戦する季節です。また、春の陽気と、桜の開花によって自然と新しい気持ちでいられると思います。
今回はその春に着目し、桜とお花見の関係や季節限定商品についてお話しします。
日本の春を代表する桜は菊と同じ日本の国花にあたる花で、貨幣や切手にも使われています。春の花ときいて真っ先に思い浮かぶのは桜ではないでしょうか。日本人は、長い冬を越えて桜が咲くようになると春を実感し、お花見に出かけ桜を愛でます。
そんな日本人にとって特別な存在である桜ですが、そもそも桜の木はどこから伝わって来たのでしょうか。
いつから日本人は桜を見てお花見をするようになったのでしょうか。
同じ春に咲く花はいくつも存在するのに、なぜ桜をそこまで大切にしてきたのでしょうか。
今回はその春と桜についてお話します。
現代日本人にとってお花見といえば桜を思い浮かびますが、そもそもお花見はいつから始まったかご存じでしょうか。それは歴史をさかのぼること奈良時代。当時の貴族が中国から伝わった梅の花を観賞していたことが起源といわれています。平安時代に入ると次第に桜へと移り変わっていきました。貴族がお花見を楽しんでいた時代、農民の間でも行われていました。ですが、貴族のお花見とは異なり、豊作祈願の神事として行われていたといわれています。桜には春に山から降りてくる「田」の神様が宿ると信じられ、咲き方で農作物の収穫を占ったり、開花の時期に合わせて稲の種まき準備を行ったりと、農民にとって桜は大切なものでした。桃色の花が一斉に咲くその姿が、当時の人々に神秘的に映ったからかもしれませんね。
◇ 日本の三大桜
春になりお花見をするにあたって、桜の美しさはとても重要ですよね。日本には樹齢何百年もの桜が存在し、その生命力と豪華絢爛な姿に圧巻されながら春の訪れを感じたいものですね。
日本人なら誰しも一生に一度は見てみたいと思う桜をご紹介します。
・ 三春滝桜(福島県田村郡三春町)は日本三大桜の一つで、樹齢1,000年を超えるベニシダレザクラで、滝のように大きく枝を垂らすその姿から溢れる生命力とたくましい姿に多くの人が魅了されています。国の天然記念物や名所100選にも選ばれました。夜はライトアップもされるので、昼間とはまた違った風景を見ることもできます。
◇ 春のスイーツについて
これまで桜と日本の関係についてお話してきましたが、桜を食べる事で、より日本の春を感じられたのだと思います。せっかくなので、春を感じられるスイーツにも着目してみます。
桜の食べ物といえば、桜餅を思い浮かべますよね。桜の葉で巻かれた甘じょっぱい和菓子ですが、大きく分けて2つあるのをご存じでしょうか。
粗目に砕いたピンク色のもち米(道明寺粉)でこしあんを包んだ「道明寺餅」。
クレープ状の皮でこしあんを巻いた「長命寺餅(ちょうめいじもち)」は東京・向島の名物です。
桜餅を巻く葉っぱは、桜の香りが強いオオシマザクラの物を塩漬けにして使用するのが多いといわれています。
さて、これまで桜や春のスイーツについてご紹介しましたが、GSフードでは桜を使用したさくらソースを取り扱っています。桜餅のような風味でチューブタイプの容器で使いやすく、いちはやく春を感じられることができます。その用途は広く、ケーキのトッピングやドリンクに混ぜて使用したり、お好みのメニューで目的に合わせて楽しむことができます。
春のメニューを考えているなら一度お試ししてみてください。
関連する商品はこちら